株式会社 斬新社

 高齢社会を面白くするデザイン会社

住宅解剖論 2019 基礎・初級 

岐阜恵那市

 

2019.8.24-25. 株式会社 斬新社

 
 2019年8月24日、25日と岐阜県恵那市で「住宅解剖論2019」を開催しました。今回は住宅解剖論初の合宿スタイル!解体する住宅の敷地内に、宿泊できる施設があり、泊まりながら語らいながら、楽しく学べる二日間でした。
 兵庫、東京、大阪、岐阜、愛知などから、理学療法士、作業療法士、福祉用具専門相談員、教員など多彩な方々にご参加頂きました。


 

開催場所の詳細は、事務局より改めてご案内いたします。


住宅解剖論 基礎編


まずは、座学で「住環境整備」の考え方を学ぶ

 
 住宅解剖論の最初の講座は、住環境整備の考え方について。単にバリアフリーにすればいいとか、疾患別の環境整備にするとか、そういうことではないのです。パーキンソン病の住環境整備なんてものはありません。住まいとは、人の暮らしを支えるもの。
 私たちが念頭におくべきことは、ここでどんな暮らしが広がるか。安全性を担保するのは当然。体が不自由でもできることが増えたり、楽しみが広がること、その人の想いを実現する舞台であることを、住まいとして捉えるべきです。
 そして多職種共同で行う住環境整備は、連携というソフトが充実していることが前提となります。多職種の連携により、それぞれの強みや特徴を生かして【想像を超えるゴール】を目指すことができます。それが私たちの考える、これからの住環境整備です。

初めて工具を使う方にも安心!実技講座

 
 基礎編では、初めて電動ドリルなどの工具を手にもつ方にも安心な実技講座をしています。のこぎりで手すりをまっすぐ切るには?電動ドリルでネジ穴を潰さずに、ネジをいれるには?細かなところですが、それぞれにコツがあります。
 「まっすぐ切ったつもりなのに、すごく斜めだなー」「またネジ穴が潰れちゃった」など、簡単そうに見えていた実技を失敗を重ねながら徐々に上達していきます。

 

本物と同じ構造の模擬壁に手すりをつけてみよう!

 
 そして、次の段階は実際の構造と同じ模擬壁に手すりをつける実技。まずは下地を探し、手すりの寸法をとります。ブラケットのサイズも確認しながら、手すり部材を切り出し、ぴったりの長さを出すのは意外と難しい作業です。
 ブラケットと手すりをネジで固定し、壁に設置。「あれー、突き抜けた感がある!下地に入ってないかも」「こっちは大丈夫そう」など、その場で手応えを感じながら裏をのぞいてみたりと実際の住宅ではできない確認作業も同時にできます。
 みなさん試行錯誤を重ね、なんとか壁に設置!「これを現場で一人で短時間でやるなんて、結構難しいですね」「工具の使い方ひとつとっても、コツがあって難しい!でも最後には使いこなせるようになりました」など、短時間の講座でも変化がみられてきます。

 

下地を探す

 

下地に手すりを設置

 

楽しみながら学べます

 
 
 

ピザ窯で楽しむ夜の時間

 
 今回は、なんと合宿スタイル!物件を提供してくださったオーナーさんからのご提案で、敷地内で親族一同が集まる家を使わせて頂き、さらにピザ窯で手作りピザやチキン、野菜をじんわり焼いた料理を用意して頂きました!
 涼しく気持ちのよい夜を過ごしながら、普段それぞれの現場で思うことや悩みなども語り合いました。中には夜中の3時まで語り合った方もいるとか!?楽しく学びながら、いい時間を過ごしました。

 

夜の宴、ピザ窯天国!

 

ピザ窯でローストしたチキン

 

極上のピザを楽しみました


住宅解剖論 初級編


日本で唯一!解体前での実戦講座

 
 住宅解剖論の代名詞でもある、解体住宅での解剖学実習。初級では、建築の基礎知識として、部位名称や住宅が建つまでのプロセスを学びます。部位名称をわかりやすく理解するために、建築塗り絵をしたり、建築の説明をします。「こんなに本格的に学ぶとは思わなかった」と皆さんからの声。まずはしっかりと基本をおさえます。
 次に、解体住宅を使わせて頂くにあたり、お清めをします。東西南北、お酒、お米、塩とまき、使わせ頂くお礼の意味を込めて、ご挨拶をさせて頂きます。
 そしてその場で描く平面図の講座。尺貫法を理解し、メジャーを使わなくても柱の位置や畳から寸法を割り出して図面を描いていきます。「なるほど、そういうことね!」と寸法を理解し、「大きな壁の真ん中にスイッチボックスがあれば、その横は下地がありますよね」と言ったことも理解できます。

 
お礼の気持ちを込めて、お清めをします。
家が建つまでのプロセスや名称を学びます。
その場で描く平面図講座
手すりの設置もします

解体住宅での解剖学実習

 
 次に、実際に手すりを壁につけてみます。基礎編で学んだ方法で、必要な手すりを切り出し、下地を探し設置します。今回は古い建物で土壁のため、おそらく下地はないだろうと予測していましたが、やはりなし!その難しさをみなさんに体験して頂きました。手すりを設置した後には、実際に壁を壊して構造を確認します。「なるほどー、土壁は竹を編んでその上から塗ってるから手すりはつけられないよね。柱につけるしかないね。」など、実際の現場を見ることで実感を持って学べます。
 さらに、天井を抜いて構造を見てみる。今回は竿縁天井と一般的な構造と二種類。今回は福祉用具専門相談員の方が多く参加されていたので、つっぱり棒式の手すりの設置の可否なども検討しました。
 続いて、床を抜き土台や構造を確認しました。床板を剥がし、束石や大引などを確認。古い建物なので、木材を使いまわしていたり、各所に工夫の跡が見られました。「昔は木材が貴重だったから、かなり工夫したんですね」など、みなさんの感想も頂きました。

 
 

手すり、バッチリつきました!

 

天井も抜きます

 

普通できない、壁を抜く作業

手すりの壁を壊して、構造を確認
天井の構造を確認
今回は、土壁でした。構造を確認します。
床を抜き、土台を確認します。
 みなさま、お疲れ様でした!

募集中のお知らせ

【募集】RehaLink勉強会

2019.11.30


 
RehaLink山梨 公開勉強会の参加申し込み&今後の予定のご案内です。「たまたまできる」を「いつもできる」にします。
 

【終了】住宅解剖論2019in岐阜

2019.岐阜県恵那市


 
【訪問リハ・病院勤務の方】日本で唯一の超実践研修会、住宅解剖論。基礎・初級をまとめて二日間開催!詳しくはブログへ!
 

【終了】ケアマネとリハ専門職の挑戦

2019.9.13. 淡路圏域リハビリ支援センター


 
顔の見える関係から、腕と腹がわかるひとつ先の連携へ。ゴールしない連携など意味がない。淡路はひとつ先へ進みます。